外資系チェーンで相次ぐ閉店と好調な外資系企業との違いとは?

最近、外資系チェーン店の閉店が相次いでいるというニュースが飛び交う中、スターバックスの勢いが相変わらず好調であるといったことが引き合いに出されています。

東洋経済オンライン

アメリカから黒船のごとく上陸して一時は日本でも熱狂的な支持を得たフードチェーン店の大量閉店が相次いでいます。最近ではバー…

こういった記事からもわかるように、閉店が相次ぐ外資系チェーン店と好調な外資系チェーンとの間には、大きなポイントがあります。そこには、日本を代表する大手企業「ユニクロ」が過去に中国展開で失敗したことにも共通する部分が。

情報格差がなくなった今という時代の背景や、外資系こその売りを貫き通しつつもその国にあった展開を行えないと失敗してしまうことは、非常に勉強になります。

こうした外資系企業の失敗からビジネス面だけでなく、人生を生きていく上でも教訓になりそうなことを見出してみましょう。

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外資系チェーンで相次ぐ閉店

サブウェイ・バーガーキング・クリスピードーナツといったアメリカの人気チェーン店が日本へ出店してきてかなりの年月が経ちましたが、上記の記事でも紹介されている通り閉店する店舗が増えているようです。

サブウェイは5年間で200店規模のお店を閉め、クリスピードーナツも戦略変更によって1号店となる新宿駅の店舗は2007年に閉店。バーガーキングも2019年5,6月の間に23店舗を閉店するといった結果になっています。

相次ぐ閉店の理由

閉店するとなれば売り上げが良くなったというのも理由の一つとしてあげられるでしょうが、その背景には、日本での戦略をうまく立てれていなかったことがあげられるでしょう。

バーガーキングを例にしてみたら、少し高めの設定や多店舗との完璧な差別化を測れなかったことが、日本での展開において大きな足かせとなってしまったことは容易に見て取れます。

相次ぐ不祥事後も人気を博すマクドナルドや、新鮮さや健康志向が売りのモスバーガーなどをはじめとして、様々なファストフードチェーンがせめぎ合う日本で勝ち抜くためには、もっと色濃いブランディングが必要なのかもしれません。

今回の店舗数削減は、業績悪化により日本撤退などを意味するわけではないようで、あくまで今後さらなる拡大を目指すための戦略の一つであり、今後はそういった部分も含めてより一層の展開がされるのかもと期待できます。

外資系チェーンに僕らが求めるもの

こういった感じで多くのお店が閉店をしたりしている外資系チェーンですが、その中でもスターバックスは順調に成果を出しています。

正直スターバックスのコーヒーは、庶民感覚としては高めの設定。

それでも売り上げが好調な背景には、スターバックスとしてアメリカで成功したスタイルやコンセプトを一貫していることが理由であると上記の記事では解説されていました。

つまり、それだけアメリカ・シアトル発祥のコーヒーの形を日本でもブレることなく展開してきたわけです。

そこに成功している理由がありました。

ユニクロの中国展開での失敗

このことは、現在日本のみならず世界的に展開をしている、日本を代表する大企業「ユニクロ」が過去に中国展開で失敗した事案にも関連する部分があると感じています。

ユニクロを運営する会社となるファーストリテイリング代表取締役兼社長の柳井正さんの著書「現実を視よ」ではこういったことが紹介されていました。

2002年9月上海に2店舗同時オープンを果たしたユニクロは、積極的に店舗を増やしていくも、2005年に赤字続きとなってしまった北京の2店舗を一年経たぬ間に閉店。

中国で日本と同じ品質の商品を販売しようとしては、競合ブランドよりも割高になってしまうため、それを避けるべく子会社を通じて日本製品よりも安い素材を使って低価格を重視した販売を行なっていました。

ですがこれが原因となり、中国事業が不振に陥いる自体に。

実際に中国の方が求めていたのは「日本向けのユニクロ」です。この事実に、スターバックスの成功が大きく関連すると思います。

その会社らしさ、そのブランドらしさ、他の国らしさ

こういったユニクロの失敗や、スターバックスの成功から感じ取れるのは、僕ら顧客が外資系チェーンに求めるものはその会社やブランドが提供し続けてきたものや、その国のものであることです。

ユニクロのエピソードにもある通り、中国人の方は日本で販売しているユニクロの商品が欲しかった。値段が高くつこうが関係なく、とにかく日本のユニクロが欲しかったのでしょう。

スターバックスも同じです。

値段が高くても、日本でのコーヒー文化とはまた違ったものを僕らは無意識的に求めているのだと思います。

そこには完全な差別化が必要であり、しっかりとしたブランディングが欠かせません。

自社がどういったコンセプトでいて、どういった立ち位置をつかみとっていくのかを明確にできているからこそ、多くの人の関心を長い時間惹きつけることができるのではないでしょうか。

外資系チャーンの失敗と成功と人生

こういった成功事例と失敗事例を比較しみえてくるのは

  • はっきりとしたブランディング、ポジショニング
  • 求められるものが何かを理解する
  • 他の場所で成功してきたものがあるなら、それが強みであり求められるもの
  • 徹底してコンセプト貫き通す

今回のことは、これから何かビジネスを初めていくときにも役立つ内容でしょうし、普段の日常生活でも生きることだと思います。

会社経営における戦略だけでなく、普段の日常生活や長い人生においても一緒です。

常に変化して新しいものを提供することはもちろん必然ですが、それに加えて、自分がどういった人間かをきちんと示し続けることができると、きっと、人間関係もうまくいく部分があると思います。

 

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