フリーミアムモデルとは? | 無料で成り立つビジネスモデルの戦略

ネットを主としたサービスが乱立する今、無料で利用可能なサービスが多数存在しています。

みなさんは日常生活において、どのような無料サービスを思い浮かべるでしょうか?

  • YouTube
  • Skype
  • 食べログ
  • Canva

などなど、日常生活で重宝しているサービスもあれば、仕事でよく使うサービスもあるかと思います。

実はこれらの無料サービスでは、フリーミアムと呼ばれるビジネスモデルがベースとなってサービスが提供されているんです。

今回はそんな無料のビジネスモデルである「フリーミアム」について触れていきましょう。

様々応用も効かせることができる戦略ですので、ぜひベースを理解して、自分の行なっていきたい仕事やプロジェクトの片鱗としていただけたら幸いです。

スポンサーリンク

フリーミアムとは?

世の中には多数の販売戦略やビジネスモデル存在していますが、このフリーミアムというものもそのうちの一つです。

これだけWeb上でコンテンツを展開することが当たり前となった今、欠かすことのできない一般的なビジネスモデルともされています。

フリーミアム(Freemium)とは、基本的なサービスや製品は無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデルである。
「フリーミアム」(Freemium)という単語は、「フリー」(Free、無料)と「プレミアム」(Premium、割増)という、ビジネスモデルの2つの面を組み合わせて作られたかばん語である。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/フリーミアム

フリーミアムは、主となるサービスを無料で展開しつつ、より機能を増やしたいユーザーやより高いレベルのサービスを要求するユーザーは、課金をすることでそのサービスを受けることができるビジネスモデルをさします。

まさに冒頭でお伝えしたYouTube・Skype・食べログ・Canvaなどが良い例です。Premium会員やProユーザーへのアップデートで、より豊富で便利な機能を解放することが可能です。

無料ユーザー

無料で登録することができるユーザーは、ごく一般的なサービスを受けることができます。

それでも十分にサービスとしての利便性を感じられるような場合もあれば、課金をしないと少し不便を感じるような仕掛けを行なっているサービスも多々あります。

例えばYouTube

今や私たち20代世代は特に、テレビよりも身近なメディアになっているといっても過言でないサービスでしょう。

このYouTubeでは、お金を払わなくても動画を視聴することができ、多数の動画コンテンツを楽しむことが可能で、人気YouTuberをはじめ、面白いコンテンツや為になるコンテンツが多数投稿されています。

ですがユーザーは、YouTube Premiumという課金システムを利用することも可能です。

これがまさにフリーミアムのシステムとなります。

有料ユーザーの特権

この記事の読者の方の中にも利用されている方もいっらしゃるかと思いますが、YouTubeに用意されている有料会員システムの場合は、以下のようなサービスを利用できます。

  • 広告がない
  • バックグラウンド再生可能
  • 動画を一時的に保存可能
  • YouTube Music Premiumを利用可能
  • YouTube kids アプリの広告なし

これらのサービスを基本的に¥1,180で利用でき、ファミリー割や学割も用意されています。

広告がないことで、ユーザーは余った“時間”を自分の他の時間に当てることができます。

たかが数秒とはいえども、塵も積もれば山となると言わんばかりに、YouTube広告の時間も凝縮すれば結構な長さとなることでしょう。

バックグラウンド再生も同じです。勉強系の動画内容やラジオ形式の動画内容を音声のみで楽しめるため、画面を開いておく煩わしさがなくなります。

このような形で有料ユーザーは、通常の非課金ユーザーよりも快適で便利なサービス体験を利用することが可能になるといえるでしょう。

これは、YouTubeのpremium会員に限った話ではなく、他のフリーミアムモデルを用いてサービスを展開している企業でも同じことがいえます。

 

このように、フリーミアムとはどのようなものかを理解したところでより理解を深めるべく、フリーミアムがなぜこんなにも流行ったのかについても深めていきます。

店頭で行われてきた「試供品」や「試食」といった無料体験との差についても合わせながら、フリーミアムモデルの大枠を明らかにしていきましょう。

フリーミアムと試供との違い

こうしたフリーミアムモデルを語る上で比較されるのが、試供品という存在です。

女性の方は特に、化粧品売り場で新しい化粧品の斡旋を受けたことがある方もいると思います。

または、デパ地下やスーパーの一角に用意されている試食なんかもそうです。

これらの試供品とは、具体的にどう違ってくるのか。

そこに、ネット時代ならではのメリット広く取り入れられるビジネスモデルとなった理由があります。

試供品配りというアプローチ

試供品を提供する特徴については、「ロングテール」という言葉の生みの親でもあるクリス・アンダーソンさんの著書で、フリービジネスに関する書籍として高い人気を誇る書籍とされる『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略』ではこう紹介されています。

従来の無料サンプルは、販売促進用にキャンディバーを配ったり、新米の母親におむつを贈ったりするものだ。そうした試供品は実費がかかるので、生産者は少量しか配れなかった。少量で消費者を引きつけて、より多くの需要を生もうとしたのだ。

引用元:『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略』より

一番の特徴となる部分は、試供品を受け取ることができるユーザー側は無料で手に入れれるが、提供する側の企業や団体としては、ある程度まとまった額の投資が必要であることです。

ここに大きな差があります。

ですので、この試供品・サンプルを配ってのユーザーへのアプローチは、現実世界を中心としたサービスや商品・価値を提供している団体がベースとなっている戦略となります。

現代版の最強無料戦略 フリーミアム

それに対してフリーミアムは、少し変わった角度からのアプローチとなります。

典型的なオンラインサイトには五パーセント・ルールがある。つまり、五パーセントの有料ユーザーが残りの無料ユーザーを支えているのだ。フリーミアムのモデルでは、有料版を利用するユーザーひとりに対して、無料の基本版のユーザーが一九人もいる。それでもやっていける理由は、一九人の無料ユーザーにサービスを提供するコストが、無視できるほどゼロに近いからだ。

引用元:『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略』より

このことからもわかるように、試供品サービスとの大きな相違は、サービスを無料で提供する際にコストほぼがかからないという点にあります。

どちらも最終的にはサービスや商品といった価値を提供することで、無料ユーザー分の利益を補っているわけですが、そこにかかってくる費用に大きな差が生まれているのです。

これは実店舗なら、なかなか難しい部分かもしれません。

より原価を落とし、人件費や他の販促費を可能な限り抑えたとしてもかなり厳しいでしょう。

ですが、ネット上でサービスを展開する際には、これが容易にできてしまいます。

初期費用やサーバー、サイト維持のためのある程度のランニングコストがかかってしまうことはあるにせよ、実際の提供時に発生する費用はほぼゼロに等しいといえます。

この点がフリーミアムモデルを大きく普及させる要素となった部分でもあり、ネットが普及した今だからこそ構築できるビジネスモデルともいえるのです。

 

こうしたFREEのビジネスモデルは、私たちの周りに多数存在しています。

それだけ、現代において有効な戦略であり、ユーザーにとっても合理的な選択の機会となっているはずです。

ぜひ皆さんも、今回ご紹介したフリーミアムモデルを派生させながら、これから行うプロジェクトやビジネスにおいても、FREEビジネスを取り入れてみてはいかがでしょうか?


Twitterアカウント始動

降り頻るNews・情報の雨 良くも悪くも明日は我が身!我が身を守るもまた我自身。
『貴方は傘をお持ちですか?』

いま、はじめよう。

最新情報をチェックしよう!