ANAのチームワークはなぜ強いのか? – TEAM ANA

日本の航空会社の中でJALとの二大巨頭ともされるANA

2018年の定時運行率は83.4%と、数ある世界の航空会社の中でも非常に高いレベルの運行率を示しています。

スカイトラックスでも7年連続の5つ星獲得を果たしており、サービスの高さは世界トップクラスといえるでしょう。

そんなANAは昔から、チーム力の高さにも定評があリます。

「TEAM ANA」とも呼ばれる皆さんの思想は一体どういった経緯で生まれ、どんな歴史を辿ってきたのでしょうか?

今回はその辺りについて、ANAビジネスソリューション講師でもある田口照彦さんの著書『ANAが大切にしている習慣』から、ANAのチームのルーツを探っていきましょう。

会社やサークルなどチームでの動きの中できっと役になるベースを掴むことができます。


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ANA チームワークの源は?

私たちが普段目にするANAの飛行機は、多数のANAグループ会社によって支えられ運航しています。

そのグループ会社は多岐に渡って細分化されており、お客様の荷物の集荷・積み込みを行う部門や、整備・運搬専用の車両のメンテナンスのみを行う部門、機内食をはじめとしたケータリングサービスを行う部門などなど、それぞれがグループ会社として分社化されている形です。

多くのグループ会社はANA本体の完全子会社となっており、それぞれがまとまることでANAというブランドを創り上げています。

そんなANAグループにはチームという考え方があり、職種や部門関係なく全体が共通の認識を持って仕事を進めます。

チームワークの起源は整備部門にあり

ANAは創業からしばらくの間、外部へ委託する形で整備を進めてきました。ですが、整備作業をグループ内で全て行うといった体制へ変更するべく、1971年にに整備部門の会社である全日空設備株式会社を設立。そこから業務全般を独自で行なっていくスタイルがさらに進められていきます。

2000年代に突入した後も目まぐるしく成長を続けていたANAは、就航路線の拡大や機材の新規導入を行なっていくことで、企業規模を着実にスケールさせていきます。そういった状況から、整備作業も自ずと増加傾向に。

そこで、作業量が増す状況をもっと効率化させるべく、子会社として分社化する形で進めていくことをANAは決意します。部品会社・エンジン部門・格納庫・空港整備など、現在のような子会社の形がこの辺りから、徐々に行われるように。

このような経営の変化に適応するために、チーム思考が重要視されるようになりました。

分社化しても変わらぬ共通認識

分社化を行なっていったからといって、ANAとして目指すものは変わりません。

「安全運航、定時運航、お客さまにとっての快適な運航」

引用元:『ANAが大切にしている習慣』

ANAグループの皆さんが目指すものは、グループ全体としてこの部分でした。

となれば、それぞれのグループ会社が各々に利益追及に走ってしまっては統率を図ることが難しくなるだけでなく、この共通認識として掲げられる目指すべきものにすら到達できません。

グループ全体として同じ目標に向かって突き進み、高いサービスを提供するためにもチームとしての考え方がより意識されるようになってきました。

ANAはこういった整備部門での分社化をきっかけに、TEAM ANAとして、共通の目標に向かいそれぞれのチーム力を結束していったからこそ、高いチーム力がそれぞれの場所で評価されていることにつながっています。

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